多賀城市剣道連盟

Kendo

沿革

今日の剣道連盟の基礎は、昭和初期に現在の鶴ヶ谷地内にあった西園寺境内に建設された「報恩文武道場」が始まりと伝えらえております。その後現在の市役所敷地内に錬成道場が設けられて剣道錬成が盛んとなり、初代会長の佐々木氏、理事長の板橋氏らが中心となり、愛好者一丸となって昭和33年の連盟創立の運びとなりました。昭和40年に公民館が建ち、錬成場所が定まったことを機会に中央剣道教室と大代剣道教室のスポーツ少年団が発足し、次世代を担う少年少女剣士の健全育成も大眼目とする活動となりました。昭和49年には会員及び企業愛好者、大学生さらに小学・中学・高校生の親睦と日頃の稽古の成果を競うべく、念願の市民大会を開催するに至りました。
昭和33年1月
多賀城町剣道連盟発足
昭和36年8月
宮城郡剣道大会初開催
昭和45年4月
多賀城中央/大代剣道スポーツ少年団 発足
昭和47年
多賀城市剣道連盟発足(市制移行に伴う宮城郡剣連より独立)
昭和49年3月
第一回市民剣道大会
昭和50年
多賀城少年剣道練成会発足
昭和54年
専用剣道場(市総合体育館内)完成
平成18年2月
多賀城市少年剣道教室創立35周年記念合同稽古会
平成21年2月
多剣連創立50周年記念大会
平成26年2月
多剣連創立55周年記念大会
平成27年2月
多賀城市小学生剣道講習会/小学生剣道個人錬成大会
講師:岩手県警 鈴木次彦氏 (笠神出身)
平成27年11月
天童市多賀城市友好都市スポーツ交流大会(剣道#1~)
平成29年11月
50回多賀城市武道祭・記念式典
平成30年4月
多剣連創立60周年記念大会

歴代役員

会長
初代 :佐々木仁之助   昭和59年迄
2代 :板橋哲夫     昭和61年迄
3代 :半沢三郎     平成元年迄
4代 :江口 幸     平成11年迄
5代 :伊藤一郎     平成29年3月迄
6代 :鈴木新津男    平成29年4月より 
理事長
初代 :木村功策     昭和59年迄
2代 :高橋 孝     平成15年迄
3代 :及川紀博     平成29年年4月迄
4代  加川雄健     平成29年年4月より
事務局長
初代 :和田清一
2代 :鎌田 孝
3代 :柏倉 拓     昭和61年迄
4代 :及川紀博     平成10年迄
5代 :成沢郁郎     平成21年迄
6代 :猪俣三夫     平成21年7月より

活動理念

剣道発展のため志を同じくする者を持って組織し、全日本剣道連盟が制定した

   剣道の理念: 剣道は剣の理法の修練による人間形成の道である

指標に、その剣道に対する心構えの教えを普及・実践し、剣道技術の向上及び剣道人口の増加、さらには青少年の健全育成・高齢者に向けての生涯剣道の推進に寄与する。
日本に古来から連綿として伝わる「剣道」。この伝統文化遺産を正しく継承し、後世に伝えて行く。
「より深く剣道の本質に迫り、人間形成に更に精進」し、剣道の文化性を高め社会に貢献するという理想を高く前進し、剣の心を心として切磋琢磨しつつ向上・発展に邁進して行くものである。
主な年間活動・行事
少年剣道の普及・育成
大会の開催・運営
級位審査会の実施
昇段審査に伴う剣道形・実技指導
地区中体連競技会(剣道)審判・実技指導
各種大会への選手・審判派遣
宮城県剣道連盟会議・行事参加
市体育協会行事への派遣
定例稽古会
総会・理事会 
主な活動場所・時間
東豊中学校体育館  毎週水曜日  18:30~
大代公民館     毎週金曜日 18:00~
八幡小学校体育館  毎週土曜日 14:00~

現在の活動状況

連盟設立以来、歴代会長及び役員執行部の熱心な運営が奏功し充実した発展を続けて来ている。当地で育った若い剣士が後輩の指導・育成にあたる姿、そして大会へ参戦して輝かしい戦績を残して来ている実情にあり、徐々に世代交代へと継続性が維持出来る期待感があり、将来に明るい展望を持って活動しています。多賀城市剣道連盟にとって、まさに新たな時代への幕開けになると確信しております。
近年、我が国における少子高齢化の現象は、ますます拍車がかかり、早急に解決しなければならない様々な課題が山積しております。多様化の時代と相まってこの現象はスポーツ界でも同様で、我が国の伝統文化である剣道でも同じことが言えます。例えば、活動基盤と言うべきスポーツ少年団(剣道教室)の加入者の減少傾向は顕著であり、さらに中学・高校でのクラブ活動も甚だしい場合には廃部となり、各種大会では定員に満たない状態での出場、あるいは個人戦だけの参加など相当に厳しい状況にあります。
その反面、高齢者の剣道人口の増加は顕著で、「ねんりんピック(全国健康福祉祭)」や本県での「シニア剣道大会」等のように、年々参加者が増えており質的向上にも著しいものが見られるようになりました。剣道界における少子高齢化の現象は、当連盟にも直面しております。このような現象は、日本古来の伝統文化である剣道を子々孫々に伝えていくことを考えたとき、大きな不安となって圧し掛かっており、相当な危機感を持って対策を立てる事が急務となります。
既に、全日本剣道連盟の下宮城県剣道連盟では組織を挙げて取り組んでいるところであり、専門部会として「幼少年普及委員会」「生涯剣道普及委員会」の専門部会を立ち上げ、具体的な事業活動を推進しているところです。当連盟も最重要課題として県剣連の協力を得ながら取り組んでおります。
一方、中学校においては学習指導要領の改善に伴い「伝統や文化に関する教育の充実」が打ち出され平成24年より保健体育の授業に武道が必修カリキュラムに取り入れられておりますので、今後の剣道人口の増加に期待するところです。
また、過去に剣道経験があり、幾年を過ぎて勤務や子育ての関係、子供の剣道修練開始などをきっかけに剣道を再開する人達を「リバ剣」と言いますが、近年ブームになりつつあり、「リバイバル剣士」が増える朗報にあり、当連盟でも徐々に見受けられ大いなる期待を持っているところです。

入賞歴

  1. 全日本剣道選手権大会  ベスト8入賞 (加藤裕記)            昭和54年11月
  2. 宮城県市郡対抗剣道大会  団体3位入賞                  平成10、11年9月
  3. 宮城郡地区一市三町剣道大会   一般団体優勝 多数
  4. 東北・北海道対抗剣道大会出場  (成沢郁郎・青木康博)          平成14年7月
  5. 宮城県体育大会(剣道競技) 団体3位入賞                 平成26年9月
  6. 全日本剣道選手権大会 2年連続出場  (千田 海)            平成29、30年11月
  7. ねんりんピック[全国健康福祉祭] 県代表出場 (加川雄健・猪俣三夫)   ~平成30年11月
  8. 少年剣道
    1. 宮城県小学生学年別個人選抜剣道大会:5年女子優勝 山崎真里佳 平成29年10月
    2. 全日本都道府県少年剣道優勝大会 県代表 大将 早坂桐人     平成30年9月
    3. 宮城県小学生学年別個人選抜剣道大会:6年女子優勝 小澤由萌 3位 山崎真里佳  平成30年10月

第一回市民剣道大会

昭和49年3月

多賀城市少年剣道教室創立35周年記念合同稽古

平成18年2月

第45回多賀城武道祭 異種試合(剣道対なぎなた)

平成24年11月

多剣連創立55周年記念大会

平成26年2月

宮城県体育大会(剣道競技) 3位入賞

平成26年9月

多賀城市小学生剣道講習会/小学生剣道個人錬成大会

平成29年2月

全日本剣道選手権大会出場の千田海選手の市長表敬訪問

平成29年8月

宮武協一万人寒稽古

平成30年1月

多剣連創立60周年記念大会

平成30年4月

第12回天童市多賀城市友好都市スポーツ交流大会(剣道)

平成30年11月